今年の卒業式 〜 一宮小学校 〜

 

 

なみわいの西田です。
今年の卒業アルバムが完成した。
みんなどんな顔でこの卒業アルバムを受け取ったんだろう。
1ページ1ページみんなでわいわい見ているんだろうなぁ。
そして、どんな寄せ書きで埋めつくされているんだろう。
こっそり教室を覗きたい気分だ。


今年も卒業式の日がやってきた。
まさに運命的、ドラマチックな昨年の卒業式から、あっという間の一年だった。
とはいえ、この一年は昨年以上に走り回った撮影だったなぁと振り返る。
春は陸上記録会からはじまり、夏はプール。暑い中、サッカー部の試合。秋になったら修学旅行に運動会。クラス写真と個人写真。クラブに委員会に部活に、、、最後はマラソン大会。
11月も後半になれば、体調不良から早退や欠席でなかなか揃わず、ハラハラが続いた。そんなハラハラも今となってはいい思い出。
そうして数日前に「卒業アルバム」が完成した。
今年も卒業アルバムの裏側には沢山のエピソードがある。
壇上に上がり、卒業証書を手にしたひとりひとりの児童と思い出がある。
年の差は40ほどあるが、仲間のような気さえする。
そんな思いでいるぼくにとっても、卒業式のようなものだ。
会場の隅でそんなことを思いながら、別れの言葉、旅立ちの歌を聞いている。

いよいよ卒業生退場。
いっぱいの拍手の中、涙で目が真っ赤な子もいれば、門出らしくニコニコの子もいる。そんな中、いつも笑顔だったKは、顎からポタポタ涙が落ちるほどの号泣だ。
それぞれが6年間の想いを胸に退場していく。
教室で最後のお別れをして、いよいよ最後の撮影だ。

壇上にみんなが並ぶ。
泣き顔だった子も、笑顔に戻る。
胸のリボンが曲がっていないか、制服が乱れていないか、チェックしながらひとりひとりの顔を眺める。
まずは真面目に記念撮影。別れであり、出発であり、思い出と未来の架け橋の今日の記念撮影。
みんないい顔している。
そして本当に最後の撮影は笑顔でしょ!
子供達。お決まりのピースの子もいれば、肩を組む子。横の子にちょっかい出す子。担任の先生も、大きな花束抱えてピース。おっと!校長先生も教頭先生もピース!
いい写真だ。本当に本当に思い出と未来の架け橋にふさわしい1枚だ。
この時、この場でシャッターを切れるぼくは幸せ者だ。

そのあと、サプライズがあった。
家族に感謝を込めての大合唱。がらんとした体育館に歌声が響く。思いもしないプレゼントに親御さんの目には再び涙。
子供達を見つめる担任の先生。何とも言えない優しい眼差しで見つめている。

在校生に見送られ、学び舎を後にする。運動場では最後の別れがまだまだ続く。
朝からシトシト降っていた雨も上がって、青空ものぞきはじめた。
卒業アルバムの最後には入学式の写真を添えた。あどけなく小さな一年生は、今日立派に卒業した。

今年の卒業生とも、今日限りって訳じゃない。
一宮は小さな町だ。
昨年の卒業生とも、会えば挨拶を交わし近況報告をしてくれる。
いつかまたどこかでばったり。
陰ながら成長を見届け、応援している。

心の底から「おめでとう」。そして「ありがとう」。

今年の春は桜の開花が早いようだ。
来年の卒業アルバムに備えて、満開の桜を撮影しておこう。

 

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